就活前に「2017年卒の採用日程」を押さえよう

大学3年生が今この時期にやるべきこと<2>

そして、5月の連休明けからは、 (B)の経団連加盟企業の一部が「座談会」形式の採用活動を開始します。例年、経団連ルールよりも先んじて「座談会やOB懇談会」と称して実質的な面接選考活動をする企業はあります、経団連ルールの2~3週間前からは、他社に先んじて選考を開始したいと考える企業が採用活動をスタートするのです。

2017年卒の採用では、4月は「新入社員研修」で忙しい人事部担当者が連休明けから、採用に力を入れやすくなります。

いよいよ6月1日より、経団連加盟企業全体が採用面接を開始します。そして総合職採用は3週間程度で決着し、女子学生の一般職採用を実施する企業が、おおむね6月20日以降より採用選考活動を開始します。

教育実習と就活の両立が困難に

7月からは、各大学での前期試験が開催されるために、特に女子学生の選考日が大学の試験日と重複しないかどうかが懸念されます。併せて、教育実習期間が6月の2~3週間に渡って行われるケースが多いために、教職と民間企業就職の両立が難しくなることも懸念されます。

その後6月下旬~9月末は再び(C)(D)企業の中で、(B)企業の選考に伴いそちらに内定したために辞退してしまった人数を補充するための採用活動や、元々(B)企業の採用活動が一段落した後に採用選考活動を行うと決めていた会社の選考が行われることになります。

一般的に経団連加盟企業より人気の低い(C)(D)企業は、2015年は正式内定解禁日の10月1日までに、人気企業の採用終了後1カ月間しかなかったのに比べ、2016年は3カ月間になります。そのため10月1日時点での全体の「内定率」は今年よりも高まることになりそうです。

次に、多くの学生の就活の動きに影響を与える「経団連加盟企業」の動きについて、さらに今後の採用スケジュールについて考えてみます。

周知のように、経団連加盟企業は、3年(修士1年)の夏休み、10~12月にかけて「インターンシップ」を開催しています。しかし、加盟企業の中でインターンシップをその期間中に実施する会社は全体の30%以下です。

その理由はいろいろあります。経団連加盟企業といえども、知名度の低い企業では思った程インターンシップが最終的な入社に繋がらないこと、インターンシップ採用にかけられる予算やマンパワーがそれほど大きくはないこと、一部の企業ではインターンシップを実施しなくても、予定通り自社で活躍できる優秀な人材を確保できてきたこと、などです。

次ページ1~2月にインターンシップが活発化
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