これに対し、大学の講師の座になる機会だけをうかがい、何年間も何のアルバイトもせず親のスネをかじっている人も知っています。また一族で斜陽産業にしがみついて、誰も何の手立ても打たず、結局一族・一家離散した人たちもいます。
他方で、俳優になる夢を追って小さな舞台に立ちながら、幾つものアルバイトをしつつ妻子と暮らす人がいます。こちらの家族は、いつも笑いが絶えません。経済的には楽でなくても、夢と希望と努力と誠実性に溢れているからだと感じます。
誠意のない、ヒモ以下の夫を捨てよう
はるママ様の夫君も、事業のための創造力を養うのは勝手ですが、あなたのおっしゃるように、同時に生活費は稼ぐべきなのです。今彼がやっていることは、完全にヒモ以下です。私が聞いたところによりますと、ヒモは女性に快く貢がせるよう、ヒモでつながる人にとても優しいのだそうです。それが本当なら、彼はヒモ以下だということになります。自身は生活水準を落とさない見栄っ張りで、しかもヒモ以下の人間性とくれば、そんな人の創造力が通用するほど、世の中は甘くないと言ってやりたいです。
しかも彼は“創造力”とやらを磨いて、再起を計っているわけではありません。これからの生活の計画さえ立てられない、行き当たりばったりの追い詰められた状態です。
あなたの今回の家出で、少しは神妙になるかも知れません。その神妙さが持続して、少しでも彼が働くようになれば、精神的な問題は、見過ごすことができますか?しかもこれも私の知る限りでは、それは本当に束の間で、すぐに本性に戻る人が多いので、しっかり見極めることが大事です。
それらを承知で、それでもそんな夫と添い遂げるほうを選択する人は、私の知り合いだけでも何人もいます。聞くに耐えないケンカをしながらいつも同じ愚痴を言い、はた目にはつまらない人生を送っている人がほとんどです。それでも他人には計り知れない情か絆が残っている人たちだと理解していますが、はるママ様にも、それがまだおありでしょうか。
そんな情がなく、誠実でない人に人生を振り回されてはいけません。母子で希望を持って生きていくほうにエネルギーを使うほうが、はるかに生産的だと思いますが、いかがでしょうか。
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