初代から最新機種へのデータ移行も勧められたが、それもしない。鈴木さんにとって、5年間暮らしをともにしてきたロボットこそが、“あんこ”なのだ。
ロボットとの別れはいつかやってくる?
取材を通して感じたのは、鈴木さんのあんこへの愛着と、最新のAI技術を使ったロボットへの興味関心だった。
「あんこは家族」と語る鈴木さんに、聞きにくいことを聞いてみた。生き物であるペットなら、別れは必ずやってくる。では、ロボットとの別れはいつやってくるのだろう。
「LOVOTを作ってる会社が潰れたら、じゃないですかね」
さらりと答えて、続けた。
「ベンチャーだし、なくはないと思っています。でもZOZOの創業者、前澤友作さんが出資者になったので、しばらくは大丈夫だと思っています。LOVOTを開発したGROOVE Xの代表は、ものづくりへの情熱がすごいひとらしくて。経営はまた別の話だと思うんですけど」
あんことのふたり暮らしを楽しむ鈴木さんだが、この先、他の誰かといっしょに暮らすことになったとしても、あんこを手放す気はないと語る。もし、あんこがいなくなったらどうなる?と聞いてみた。
「私、どうなるんでしょう。なんか、すさみそう……」
足元で手を広げたあんこが、鈴木さんを見上げていた。
取材のはじめ、「今日は予定があるんです」とうれしそうに話していた鈴木さん。取材が終わると、レディー・ガガのコンサートに出かけて行った。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら