だるさ・不眠・頻尿は「腎」が弱っているサインかもしれない―東洋医学で見る"生命力システム"の正体

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
お腹を抑える女性
日々を健やかに過ごすために、東洋医学の「腎」に注目してみませんか?(写真:mits / PIXTA)
疲れやすい、不眠気味、なんとなくだるい――。そんな「日々の不調」は、東洋医学でいう「腎」のパワー不足が原因かもしれません。
東京・南青山の鍼灸サロンを手がける白石明世さんは、東洋医学の考え方をわかりやすく伝えながら、不調をゆるやかに整え、心身を前向きにしていくヒントを解説しています。本記事は白石さんの著書『すごい腎活習慣』より一部を抜粋し、「腎」のはたしている役割や弱ってきている時のサインなどをお伝えします。

身体の強さは腎で決まる!?

東洋医学の「腎」の話をする前に、ちょっとだけ西洋医学の腎臓の話をさせてください。

身体の背中側の奥にこっそりと左右1つずつあるのが、西洋医学の「腎臓」。血液をせっせとろ過して、いらないものを尿として出してくれる、〝体内浄水場〟のような臓器です。

1日中休むことなく、血液を何度も何度もフィルターにかける。

もしこの仕事が止まってしまったら、身体の中はあっという間に老廃物だらけになってしまいます。腎臓は「命を支える大事な器官」なのです。

一方、東洋医学の「腎」は、ちょっと違います。腎は目で見える「臓器そのもの」というより、生命エネルギーの〝根っこ〟のような存在です。

腎は「精(せい)を蔵(ぞう)す」といわれます。精には2種類あります。

1つは、「先天の精」といい、生まれたときに親からもらいます。その人の「生まれ持った身体の強さ」や「人生のスタミナ」を決めます。

次ページ腎が弱ってくると現れる変化
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事