そして2つ目の金銭的な自由度です。これもある程度あれば職業を選ぶ際に金銭的報酬の優先度をかなり下げる事が可能でしょう。DNさんはそのような状況なのではないでしょうか。そうであれば、それだけ転職の選択肢も広がります。
つまりご自身で本当にやりたい仕事を金銭的報酬を判断基準の中心とせずに選べる自由がある、という事です。たまたまやりたい仕事が高い報酬であれば万歳でしょうし、そうで無くとも躊躇する必要は無いというのは自由以外の何物でもない、羨ましい状況です。
ですからやはり、次は金銭的な尺度を無視して、ご自身の本当にやりたい事に挑戦してみるのも、「仕事そのもの」に対するモチベーションを取り戻すという意味においては有益です。
自分の実力なのか、それとも運なのか
そして3つ目の仕事の結果とご自身の実力や努力の因果関係です。仕事ができる人ほど、ある時にこうした疑問を持つものだと思います。果たして仕事を成し遂げた結果のうち、自分個人の実力や努力に起因する部分はどの程度のものなのかと。
できる人ほど、組織の看板、経済環境、タイミング、周りのメンバー等といった、自分個人の実力以外の部分が冷静に見えるものです。
反対に仕事のできない人は、成し遂げたポジティブな結果を全て自分に起因するものとして考え、ネガティブな結果を周りの環境のせいにするものです。要するに自分のことが客観的な視点で見えていないわけです。そしてもっとできない人は特定の組織に属するだけで、「自分は仕事ができる」と勘違いをするものです。
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