「猫を飼わない人は入居お断り」多頭飼い大歓迎! 保護猫36匹を救った不動産屋の"究極の猫ファースト"家づくり
「一室ごとにデザインを変えています。ひとことで猫と言っても、年齢・運動能力・性格などさまざまな違いがありますから、飼う猫の特性や頭数に合わせて部屋を選べるようにしたんです」
ねこ大家の噂はSNSを通じて広がり、新築や、すでに持ち家がある人が、さらに猫と快適な暮らしができるようにと“猫リノベ”を依頼するようになってきたといいます。
猫を救う行為がビジネスになるように
賃貸住宅のみならず新築の注文も増え、「施工実績は300件を超えた」という、ねこ大家。しかし、池田さんはこの方法論を「自分の会社の専売にするつもりはない」と言います。
「求めているのは新規参入です。これまでの保護猫活動は100%善意のマンパワーで成り立っている世界でした。身銭を切ってやっている人も多いんです。でもそれだと、やりたくてもやれない人も出てくる。その点、不動産と建築だったら、一つの案件がそれなりの収益になるし、猫を救う行為がビジネスになる。それを僕たちが証明することによって、新規参入者が現れると考えています」
池田さんは2026年1月に3階建ての自社ビルを築きます。1階にはイベントレンタルスペースを設け、猫作家の個展を開いたり、保護猫譲渡会を開催したりする予定。2階はオフィス、3階がMTGスペース兼モデルルームとなっています。猫専門のトリミングサロンも開業し、保護猫を綺麗にする活動も行っていくプランがあります。
ねこ大家は、家主と入居者をつなぐのみならず、猫と人がともに幸せに暮らす生き方そのものをプロデュースするフェーズに入ったのだと、取材を通じて筆者は感じました。
ねこ大家
取材・文/吉村智樹
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