「猫を飼わない人は入居お断り」多頭飼い大歓迎! 保護猫36匹を救った不動産屋の"究極の猫ファースト"家づくり
「1棟を丸ごと猫可にした集合住宅」という斬新な挑戦
とはいえ、猫可の賃貸住宅は、そう簡単に増やすことはできません。そこにはさまざまな難関があります。
「集合住宅は、猫に対して居住者全員が好意的なわけではありません。『ペット不可だと聞いて入居したのに』と不満が出たり、『猫アレルギーの症状が出た。どうしてくれるんだ』とクレームが入ったりする。大家さんは、とにかく住民間のトラブルをいやがるので、ある部屋だけをペット可にする方法は現実的ではないんです」
そこで池田さんが取り組んだのは「1棟を丸ごと猫可にした集合住宅」でした。なぜ、そんなことが可能になったのでしょう?
「23年間の大家業の経験と、自分で意思決定できる物件を多く抱えていたからできたんです」
事業ベースが“大家業”。だからブランド名は「ねこ大家」なのです。
「1棟を丸ごと猫可にした集合住宅」は、大家側にもメリットがあります。それは資産価値の向上です。猫と暮らしたいと願う人が増えている昨今、猫の飼育が可能な物件は需要が増大しています。人気があるため、賃料アップ、さらには将来的な売却価格の向上が期待できるのです。



















