【りくりゅう金メダル】木下グループが17年支え続けたペア競技、世界を制する「独自の強化システム」に化けるまで

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木下グループは「総合生活企業」として、建築不動産、医療福祉、エンタメなど多角的に事業を展開している。スポーツ分野では、個別の選手支援のほかに「木下卓球アカデミー」や「木下スケートアカデミー」を持つ。木下グループがフィギュアスケート支援に取り組み始めたのは今から20年前、06年のことだった。

「詳しい経緯は社内でもわからないのですが、スタートは『ジャパンオープン』への協賛です。この大会に06年から当社が特別協賛する形で支援を開始しました」(以下、発言は取材時点の木下グループ広報)

06年といえば、トリノ五輪で荒川静香さんが日本人として初めてフィギュアスケートで金メダリストになった年だ。木下グループのジャパンオープン協賛が決まったのは五輪より前だったが、当時は男子女子ともシングルに優れた選手が多く、フィギュアスケートへの関心が高まっていた。

ジャパンオープン06年大会には日本チームとして、髙橋大輔さん、本田武史さん、浅田真央さん、安藤美姫さんが出場。団体戦形式の珍しさもあり、入場券は前売り開始当日のうちに完売した。

当時はアイスショーのチケット即完は想定外

今でこそ人気の大会やアイスショーのチケットは事前に何段階もの抽選が行われるが、当時は入場券が発売開始日に売り切れることは想定外だったようだ。

チケット完売を受けて救済措置的に、急きょアイスショー的な催しの「ジャパンオープン2006ガラ」を大会同日に開催することが決まった。後の「カーニバル・オン・アイス」だ。

※「ジャパンオープン」および「カーニバル・オン・アイス」は2023年の開催を最後に休止。一方で2025年は新たに、日本スケート連盟の主催する大会(木下グループ杯)への特別協賛をしている。

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