「機内で飲料水をかけ消火の戦慄」 モバイルバッテリー「日本でも」飛行機で使用禁止の全貌 充電が必要な人は機材チェックを…

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6月には中国政府が、中国国内線に搭乗する際、中国独自の安全基準である3C(CCC)認証マークのないモバイルバッテリーの機内持ち込みを禁止した。同マークのないモバイルバッテリーが空港のセキュリティで次々と没収されるようになった。

筆者が経験した範囲でもセキュリティチェックでは、かなり厳格にこのマークを確認している。とはいえ、中国国内線を利用する日本人はそれほど多くないため、日本ではそれほど大きなインパクトにはならなかった。

7月8日には、国土交通省が機内持ち込みのモバイルバッテリーを収納棚に入れず、つねに状態が確認できるようにすることを定めた。

高速バスや鉄道でも動き

こうした動きは飛行機にとどまらなかった。25年夏以降、高速バスなどを運行するバス会社各社が相次いでモバイルバッテリーは床下トランクに預けず、車内に持ち込むよう、利用者に呼びかけるようになった。

鉄道についても25年7月に山手線、8月に東海道新幹線・上越新幹線、11月に山陽新幹線で発火事故が発生している。JR東日本では、25年8月以降に「可能な限りお手元に置くなど、状態が確認できる場所でのご使用にご協力ください」とよびかけている。

26年4月以降は日本の航空会社での機内でのモバイルバッテリー使用が禁止となるが、IATA(国際航空運送協会)の安全勧告に基づき、26年2月19日時点で筆者が調べた限り少なくとも以下の航空会社はすでに使用が禁止されている。

コリアンエアー、アシアナ航空、チェジュ航空、ジンエアー、エアソウル、エアプサン、チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空、タイガーエア台湾、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、春秋航空、吉祥航空、深圳航空、厦門航空、海南航空、キャセイパシフィック航空、香港エクスプレス、香港航空、グレーターベイ航空、マカオ航空、シンガポール航空、スクート、マレーシア航空、エアアジア、タイ国際航空、ベトナム航空、ベトジェットエア、フィリピン航空、セブパシフィック航空、ガルーダ・インドネシア航空、エアインディア、カンタス航空、ジェットスター、ニュージーランド航空、フィジーエアウェイズ、エールフランス航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空、スイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空、スカンジナビア航空、イベリア航空、ブリュッセル航空、フィンエアー、LOTポーランド航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空、ターキッシュエアラインズ、エジプト航空、エチオピア航空

なお、北米系の航空会社では、モバイルバッテリーへの充電は禁じられているが、モバイルバッテリーからスマホなどへの充電は認めている。 

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