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倉庫とシャワー室も貞松さんと仲間で作った。奥にいるのはミニ豚。名前は「親方」。飼い主がいなくなったミニ豚を引き取った(写真:筆者撮影)
「幸せ配達人」の流儀
ないなら、自分で作る。ずっとそうやって生きてきた。
今もシュガーベルと毎週マリノアへ通い、新郎新婦を乗せて馬車を引く。貞松さんはこの仕事を「幸せ配達」と呼ぶ。
週末は結婚式。平日は幼稚園や保育園を訪問したり、企業のPRを請け負い、天神や博多の街中を白馬と歩く。
その姿の裏には、50年にわたる馬との日々があった。
馬は臆病な動物だ。人混みや騒音のある場所に連れて行くのは簡単ではない。なぜ貞松さんは街中を馬と歩けるのか。なぜ「幸せ配達人」を20年以上続けてこられたのか。
その流儀は、後編で明かしたい。

