世のため、人のためにならない会社は消える。それが経営の本質です--森正文・一休社長(第6回・最終回)

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そう考えると、うちでもアパレルはありかなと。いいものを売るというのが一休のコンセプトなのでゲームは最初からうちでは無理だと思っていましたが、アパレルは可能性がありそうです。

--5年後にはもう会社にはいらっしゃらないかもしれないとおっしゃいました。第二の人生をどうお考えなのでしょうか。

イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊さんも「会社を船に例えると社員や株主はいつでも海に飛び込んで逃げられるが、創業者は船が沈むときまで絶対に逃げられない」とおっしゃっていました。やはり創業者は逃げられないので、一休には株主として半分くらいはかかわっているでしょうね。でも、逆に沈まない船になっているのに僕が出て行かないというのも弊害だとも思っています(笑)。

かといって、たとえば10年後だともう創業のエネルギーはないでしょうし、ビジネスは無理です。ロックフェラー財団やサントリー財団のように寄付するおカネもないですから、ささやかに静かに消えて行きます。

昔日本生命で投資の仕事をしていたんで、森事務所でも開設してボケ防止に投資をし、たまに銀座の女の子のところに飲みに行けばいいかな、なんて思っています(笑)。

もり・まさぶみ
 1962年東京都生まれ。上智大学法学部卒業後、日本生命に入社。運用部門に所属。98年5月日本生命を退社。同年7月株式会社一休を設立し、代表取締役社長に就任。2000年に立ち上げた高級ホテル・高級旅館宿泊予約サイト「一休.com」は、263万人(2012年3月末時点)にまで成長。(撮影:梅谷秀司)


※連載「CEOへの道」は今回で終了します。長らくのご愛読ありがとうございました。

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