自治体の清掃職員はごみ収集だけではなく、分別ルール無視や不法投棄など、不適正排出者等への排出行為の確認や是正を求める清掃指導も行っている。その際は不適正排出者と顔を突き合わせて直に話す。
自らの非を問われたり、自らの要望や要求が受け入れられなかったり、不利な立場になったりすると、逆切れして清掃職員を罵倒する人がいる。その際によく言われる言葉が、「(自治体の)首長(市長・区長)に言うぞ!」、「議員に言うぞ!」、「税金泥棒!税金を払っているのだからそれぐらいしろ!」などである。
非を認めざるを得ない場合や、要望が通らない状況になったら、「お前の口の利き方が悪い!」、「態度が悪い!」と、論点をずらして口撃してくる。
一方で、収集し忘れなどといった何らかの手落ちが生じてしまう時がある。
大概は電話連絡が清掃事務所に寄せられその事実に気づくのであるが、自治体の担当者がお詫びに訪問した際に、執拗に「誠意を見せろ」と言う人がいる。どのような誠意を見せれば納得してもらえるのか。何時間もクレームを言い続け解放してもらえないケースや土下座を強要されることもある。明らかなカスハラだ。
清掃従事者を不快にさせる「ゴミ」という表記
ちなみに、読者の皆さんは「gomi」という語を書く時、ひらがなで「ごみ」と書くのであろうか。それとも「ゴミ」とカタカナで書くであろうか。もちろんどちらで書いても間違いではない。しかし、清掃事業に携わっている方々は、「ごみは『ごみ』とひらがな表記してほしい」と望んでいる人が多い。
そもそも「gomi」という言葉は外来語ではないため、カタカナで書く必要はない。カタカナ表記が外来語以外で使われるときは、人名、擬音語・擬態語、専門用語の場合や、対象を強調する時に使われることが多い。
ごみは日々の生活で排出する身近なものであり、何も特別に強調する必要はないと考えているからだ。カタカナで表記されることによって、「汚い・臭い」といったイメージを強調されているような印象を受けるという。


















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