「失敗を隠す子」の親に見られがちな"特徴" 「どうして失敗したの!?」言っていませんか…? 《中学受験》で子どもを壊さないために親がすべきこと

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机に頭を伏せる子供と叱る母親
「失敗させたくない」と思って、子どもにこんな言葉をかけていませんか?(写真:タカス/PIXTA)
首都圏の中学受験がピークを迎える2月。この時期、新6年生(現5年生)の保護者の多くは、1年後の景色がぐっと解像度を上げて迫ってくるのを感じていることでしょう。そんな中、「勉強をがんばっているのに成績が伸びない」「どうしてイライラしてしまうのだろう」と、壁にぶつかっている人もいるのではないでしょうか。
同時に、低〜中学年の保護者にとっても、準備開始への期待と「そろそろ考えなきゃ。でも、何から始めれば?」「うちの子のメンタルが持つか心配」と、一歩踏み出すことに躊躇する人や、さまざまな気持ちが入り交じり足踏みをしている人もいるのではないでしょうか。
本稿では、『合格へ導く「5つの約束」』より一部抜粋し再構成のうえ、勉強法よりも大切な、子どものメンタルを育みながら合格を目指す方法を解説します。

家庭を、子どもが安心して失敗できる安全基地に

子どもは、失敗をしながら成長していきます。失敗は子どもにとって必要な経験です。でも、頭ではわかっていても、いざ子どものこととなると、「失敗させたくない」と手を尽くしていませんか?

「来週はテストがあるから、今のうちにこれを勉強しておこうね」と、子どもがつまずかないように準備してしまう。こんな先回りをしすぎてしまう親は少なくありません。

また、子どもには「失敗してもいいよ」と言っておきながら、実際に失敗したときに「どうして失敗したの!?」と責めてしまう親もいます。

これは、子どもにとって矛盾したメッセージになります。「失敗してもいい」と言われたのにその失敗を責められる。こうしたやり取りが続くと子どもは逃げ場を失い、心に不安や混乱、ストレスを抱えるようになります。

また、失敗しないようにお膳立てされたり、失敗を責められたりすることが続くと、子どもは「失敗は許されないこと」と思い込むようになります。

親がそう言わなくても、心の中で「失敗=悪いこと」と感じてしまうのです。すると子どもは、挑戦をおそれるようになります。失敗してしまったときには、それを隠そうとすることもあります。

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