「失敗を隠す子」の親に見られがちな"特徴" 「どうして失敗したの!?」言っていませんか…? 《中学受験》で子どもを壊さないために親がすべきこと

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子どもと一緒に過ごす時間は、かけがえのないものです。

学校や塾、習いごとなどで長い時間を過ごす子どもにとって、親とともに家庭で過ごせる時間はそれほど多くありません。そのうえ子どもは、やがては親のもとを離れていきます。

子どもと顔を合わせて過ごす一日一日、そして一分一秒は、今しか体験することができない貴重なものなのです。

子どもとの時間が親にとってかけがえのないものであるのと同様に、子どもにとっても、親と過ごせる時間は宝物です。しかし、宝物であるその時間を過ごすとき、親はどのような表情をしているでしょうか? 心身ともにいっぱいいっぱいで、険しい顔をしていないでしょうか。

合格よりも優先すべきこと

「子どもの幸せのため」と思ってはじめた中学受験が、いつのまにか親子の関係を居心地の悪いものにさせてしまう。そんなケースを、私はたくさん見てきました。だからこそ強く思うのは、親子が楽しく過ごす時間が何よりも大切だということ。決して大げさではなくそれは、合格よりも優先すべきことなのです。

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たとえば、子どもがテストでクラスダウンとなってしまったとき。親としてはショックを受けるかもしれません。

でも、そこで「どうしてこんなにダメなの⁉」と残念な顔をすると、子どもは「自分はダメなんだ」と思い込んで前に進むのが難しくなりますし、親子の時間も不穏なものになってしまいます。

そんなときこそ、明るく笑い飛ばしてみましょう。

「一番下のクラスってことは、もうこれ以上は落ちないってことだよね。これからは上がるだけだよ!」

親が笑っていると、子どもも前向きになれます。家庭の空気も明るくなって、親自身の心もラクになります。叱るよりも、一緒に笑うほうが、ずっといい結果を生むのです。

子どもにとって中学受験がはじめての挑戦であるように、親にとってもまた未知のことばかり。想定外の出来事に戸惑うこともたくさんあるでしょう。だからこそそんな日々を、子どもと一緒に楽しんでください。

思いどおりにいかない日があっても、親子で力を合わせて楽しみを見つけていけたら大丈夫。そんな経験の積み重ねが、親子の未来を幸せにしてくれるはずです。

■ポイント
・追いつめられながらがんばる受験よりも、親子が楽しく過ごす学習のほうがずっと大切
・失敗しても叱るのではなく、明るく笑いとばすくらいのほうがうまくいく
井上 晴美 中学受験ママ力開花アカデミー主宰

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いのうえ はるみ / Harumi Inoue

3人娘の母。自然育児から一転、長女が小学5年生の秋に中学受験の世界へ。3カ月で偏差値20アップを達成するも、 管理型学習で娘の笑顔が消えたことから、個性と才能を認め育てるサポートへ180度転換。その結果、自立心・学習意欲・自走力が飛躍的に向上し、長女は桜蔭合格、次女も4つの習い事を続けながら桜蔭合格を果たす。大学でも長女は首席留学2回、次女は医学部首席4回と、中学受験で培った力が人生の宝に。2018年、中学受験ママ力開花アカデミー開講。以後7年間で偏差値10以上アップ82名、20以上アップ26名を輩出。御三家合格者を含む第1志望校合格率は86%。ママのサポート改革で、中学受験を親子の笑顔あふれる成長機会に変える支援を続けている。

著書に、『子どもの個性に合わせた声がけで偏差値10アップ! 中学受験を成功させるママのサポート50のポイント』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。

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