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定年後の自分探しを地方で見つける!  "お試し移住"を兼ねた働く旅「おてつたび」で人生の再スタートを切った人たち

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  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント

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冬の時期は雪下ろしの依頼もある(写真:おてつたび)

各地の観光地で働く「リゾートバイト」は若者のイメージが強いが、近年はシニア世代も積極的に利用するようになった。

理由はさまざまだが、例えば定年退職後の空いた時間を利用し「旅行を兼ねて働く」「まとまった期間の就労で稼ぐ」というケースも多い。

そうした働き方とは少し毛色が違うのが「おてつたび」だ。

“お手伝い”(短期アルバイト)と“旅”を掛け合わせた造語で、旅行者と事業者をつなぐプラットフォーム(マッチングサイト)である。

リゾートバイトとは何が違い、どんなシニア層が利用しているのか。おてつたびの創業者と実際の利用体験者に聞いた。

違いは「期間」と「行き先」

「“リゾートバイト”と“おてつたび”の一番の違いは、『期間』と『行き先(目的)』です」

運営する株式会社おてつたびの代表取締役・永岡里菜氏はこう切り出し、続ける。

「期間については、一般的なリゾートバイトは、3カ月からといった中期・長期雇用で『しっかり稼ぐ』のも目的であることが多いです。一方、おてつたびは最短1泊2日から参加可能で、平均滞在期間は約2週間です」(永岡氏)

おてつたび参加者は、現地までの交通費は基本的に自己負担となる。永岡氏が話すように「数カ月まとめて稼ぎたい」人には、往復交通費が支給されるケースも多い、リゾートバイトのほうが向くだろう。

「一方で、長期の休みが取れない社会人や学生、いきなり1カ月以上の長期滞在に踏み出す勇気がない方でも、週末や連休を使って行けます。おてつたびは、そうした参加ハードルの低さや気軽さを大切にしてきました」(同)

「おてつたび」を立ち上げた永岡里菜氏(写真:おてつたび)

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【行き先はまだ知られていない地域が多い】

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