定年後の自分探しを地方で見つける! "お試し移住"を兼ねた働く旅「おてつたび」で人生の再スタートを切った人たち
若い世代の参加者には「非日常」や「絶景」といった体験が人気だが、シニア世代は「自分のスキル・経験が活かせる」「暮らすように旅をする」ことを求めるという。
特に誇れるスキルがないと思っていても、そうではない。例えば主婦が家庭で当たり前のようにやっていた掃除や片付けは、繁忙期の旅館やホテルにとって即戦力となる。
シニア就労の課題は?
一方でシニアの課題としては、例えば「体力面でのミスマッチ」が挙げられる。そこで同社は参加者のプロフィール設定で「運べる荷物の重さ」や「立ち作業の持続力」、「細かい作業の適性」などを事前に記入してもらうようにした。
参加を考える人も観光旅行ではないので過度な期待は禁物だ。登録時に希望条件を設定できるが、例えば「温泉入浴可能」でも、就業日の労働時間と入浴施設の営業時間が合わないかもしれない。
同社は、事業者側にも職場や宿泊場所の写真だけでなく、例えば「泥まみれになります」「近くにコンビニはありません」などリアルな情報提供をお願いしている。
万が一のトラブル時にはチャットサポートなどで対応するという。
「これからは、『地域外の人材をシェアする』ことが重要になります。人口減少が進む日本では、地域内だけで人材を奪い合うことや、支える側・支えられる側を明確に分けることは現実的ではありません。旅人が助っ人や支援者になっていく時代です」(永岡氏)
定年後世代が働く場所は、これまで都市部ではビルの管理人や警備員、工事現場の交通誘導員などが目立っていたが、コロナ禍のリモートワークを経て地方在住も見直された。
人生100年時代のアクティブシニアの活動場所として、今後も広がっていきそうだ。
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