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定年後の自分探しを地方で見つける!  "お試し移住"を兼ねた働く旅「おてつたび」で人生の再スタートを切った人たち

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  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
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50代前半まで都内に通勤するサラリーマンだった。

「新卒から28年間、東京の会社で広告やマーケティングの仕事に携わってきました。そのうち約5年は中国に駐在するなど、目まぐるしくも充実した日々を送っていました。

人生のターニングポイントは、54歳を迎えた18年に早期退職を決断したことです。その後、タイのバンコクへ渡り現地で就職したのですが、20年からのコロナ禍で仕事がなくなり帰国を余儀なくされました。東京で再就職しましたが、やはり東京ではない、どこか違う場所に住みたいという思いが消えず、模索していたのです」(平井氏)

「お試し移住」としての側面に魅力を感じ、おてつたびを選んだという。

「知らない土地にいきなり移住するのはハードルが高いですが、短期間暮らすように働くことで、その土地が自分に合うかどうか肌で感じられるのでは、と考えました」(同)

広島県三原市の農園、栃木県那須塩原市のホテル、愛媛県八幡浜市の農園にも参加した。

現地の人と積極的に交流した結果…

「特に三原市は、以前旅行で訪れた際に瀬戸内海の美しさに惹かれ、『ここに住みたい』と感じた場所でした。最初に参加した同市の『阿部農園』では、桃の収穫や選果、ギフト用の箱詰めなどを担当。夏に早朝6時から作業を開始するスケジュールでした」(同)

当時50代の平井氏が最年長で、20代から40代までの世代が参加したが、バンガローでの共同生活(雑魚寝)を通じて自然に仲良くなれたという。休日は地元の人とバーベキューをしたり、夜に1人で地元の飲食店に出向いたりして、積極的に“現地との接点”を持つ。

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【シニア世代に送るエールは?】

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