1世帯のお風呂リフォームが団地全体の大工事に発展?! 「水道の元栓が動かない」が引き起こした事件の顛末

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管理会社フロントマンS君の「破格」という言葉、水道部職員の「長い目で見ればアリ」という言葉。この2つの言葉に気持ちを強くし、前年度総会で可決された止水バルブ全戸一斉交換のための予算170万円の執行(業者Hへの発注)を理事会に上程。全員一致で無事に可決されました。

【後日談】団地で水回り工事をするなら「今でしょ!」

止水バルブの交換工事に燃えた夏が終わり、「そろそろ総会に向けて準備しないと」とFさんが言い出したころ、理事会あてに水回りのリフォーム申請がありました。

申請者は当団地の構造に精通したベテラン住人ばかりです。PS内の止水バルブは交換したばかり。今なら固着でストップする心配もなく、安心して工事に臨めます。おそらく止水バルブを交換した直後から商談を始め、理事会による承認にも十分な時間的余裕を持たせた上での今、だったのでしょう。

私「さすが、分かっていらっしゃる……」

なんだかんだ言って、私はお釈迦様の手の平で飛びまわっていただけなのかもしれません。抜本的な解決にはならなかったかもしれないけれど、PS内バルブの全戸一斉交換工事により、団地の給排水設備の一部を更新し、S君の言う「一歩前へ」を実現することができました。

止水バルブ
交換を待つ止水バルブ。工事当日に筆者が撮影したものです。「全戸」を目指したものの、過去、より高価な部品に替えられていた住戸は交換を見送りました(撮影/水野康子)

(文/水野康子)

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『SUUMOジャーナル』編集部

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