「食後すぐお腹が空く」は糖尿病予備軍への入り口?→専門医が指南《血糖値スパイク》を防ぐ5つの食材

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中でも、腹痛を伴ったり、下痢状の便が出たりする場合は、「過敏性腸症候群(IBS)」の可能性も。実際は、腸内環境の悪化によって腸の神経が過敏になり、わずかな刺激で過敏に反応を起こしている状態なのです。まだ食べたものが十分に消化・吸収される前にもかかわらず、腸は「早く外に出せ!」と異常なぜん動運動を起こしているため、この症状も「消化が良い」とは正反対の状態といえます。

「消化の良さ」を教えてくれるのは毎日の「うんち」

お腹を壊しやすい人が「私はもともと胃腸が弱い体質だから……」と諦めの言葉を口にするのを聞きます。それは大きな間違いです。人間の消化能力は、日々の生活で作られる「腸内環境」と、それに連動する「体内時計」で決定します。

私たちの体には、「体内時計」が備わっています。朝になると目が覚め、夜になると眠くなるというリズムを刻んでいるのです。実は、腸の消化能力もこの体内時計に支配されています。活動的な日中は「消化が良い時間帯」、休息する夜間は「消化が悪い時間帯」になるよう、プログラムされているのです。驚くべきことに、腸内細菌たち自身も、この体内時計のリズムに従って活動しています。

この体内時計は、不規則な生活や夜遅い食事、高脂肪食ばかりの偏った食生活を続ければ、簡単に狂ってしまいます。いわば、腸が常に「時差ボケ」を起こしているような状態になります。体内時計が狂えば腸内環境も悪化し、本来消化が良いはずの日中ですら、まともに消化できない「1日中ずっと消化が悪い」という状態に陥ってしまうのです。

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