「食後すぐお腹が空く」は糖尿病予備軍への入り口?→専門医が指南《血糖値スパイク》を防ぐ5つの食材

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

では、「すぐお腹が空く」のは、なぜ危険なサインといえるのでしょうか。 先述したように、その最大の原因は、「血糖値の乱高下」の可能性が高いからです。

食後すぐの空腹感は“糖尿病予備軍”

私たちの体は、精製された糖質を大量に摂取した場合、血糖値が急激に上昇。すると、体は慌てて大量のインスリンというホルモンを分泌して、血糖値を下げようとします。

問題は、このインスリンが「効きすぎ」てしまうことにあります。

大量に分泌されたインスリンは、血液中の糖を細胞に詰め込むため、今度は逆に血糖値が急降下し、基準値を下回ってしまうのです。すると、脳は、この急激な血糖値の低下に対して「エネルギー不足だ!」と勘違いし、強烈な空腹感や眠気という指令を出すのです。

これこそが「食後すぐお腹が空く」の正体です。

血糖値と食事
血糖値と食事(画像:『腸疲労 40代から必要な消化・吸収の新習慣』より)

説明したように、これは決して「消化が良い」のではなく、インスリンのコントロールがうまくいかなくなっている、まさに糖尿病予備軍の一歩手前の危険なサインといえます。

特に、おにぎりだけ、パンだけ、といった糖質中心の食事をした後に起こりやすい症状です。

ちなみに消化が良いという勘違いに、「食後すぐにトイレに行きたくなること」を挙げる人もいます。しかし、これは食べ物が胃に入る刺激で大腸が動き出す「胃・結腸反射」という正常な体の仕組みが、過敏になっているサインです。

次ページ「過敏性腸症候群(IBS)」に注意
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事