軍事でもビジネスでも同じこと…元・自衛隊女性幹部が【風呂場で学んだ】必ず成果を出す"鉄則"

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あなたは、すべての情報や条件がそろってからでないと動けないタイプでしょうか? 「もう少し考えてから」「確認が済んでから」「資料を100点に仕上げてから」。そうしているうちに、チャンスは遠ざかります。

大切なのは、最初からすべてを決めようとしないこと。まずは「成果を左右する3割」を押さえる。残りの7割は、走りながら整えればいいのです。たとえば、次のようにです。

・会議なら、「どの意思決定を、いつまでに下すか」だけを先に決める

・イベントなら、「日時、場所、予算、実施する項目」を押さえれば準備は回る

・勉強なら、テキストを完璧に覚えるより「試験に出る部分」を優先する

・起業なら、資金が全部そろうのを待たず、動ける範囲からはじめる

行動の設計図で大事なのは「骨子(全体を動かす、これだけはという点)」です。

「骨子だけでいい」と言い切った先輩

自衛隊や米陸軍工兵学校での訓練では、「明日の朝までに作戦計画を仕上げよ」という無茶ぶりが日常茶飯事でした。

ある日、私は「無理です!」と頭を抱えましたが、先輩がホワイトボードにサッと図を描き、こう言ったのです。

「これさえ決めれば骨子は完成だ。あとは動きながら調整すればいい」

そこに書かれていたのは――近接戦闘部隊(前線で戦う主力)、火力部隊(後方から味方を支援する火力)、対空防護(上空からの脅威に備える部隊)、工兵部隊を地域ごとに配置したシンプルな図。つまり、「誰が、どこで、何をするか」という骨子を示しただけでした。

主力の配置が決まれば、それに基づいて補給、通信といった支援するインフラなどをあとから肉づけできる。細部に入る前にまず大枠を押さえる――その鮮やかな割り切りに、私はしびれました。

大事な3割を決めれば、あとは動きながら整えられる。

この発想は行動戦略の本質であり、不安に押しつぶされそうなときほど、心を軽くしてくれます。

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