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「前例踏襲」の学校と社会をアップデート!孤立、不登校…それぞれに悩む先生と保護者に伝えたい「希望の持ち方」 《今大切にしたい横のつながり》

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  • 森 万喜子 青森県教育改革有識者会議副議長、文部科学省CSマイスター、元北海道公立中学校長
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または、“学校に休まず登校し、宿題も全部提出しているけれど、発達特性や障がいで、きれいな字が書けずにテストで点が取れないから評価が1だった”とか、そんな嘆きも見られます。当事者の方は「私1人が声を上げたって……」と言われますが、もっと大勢で考えて変えていかなくてはならないことだと思います。

「だってあなたは学校に来ていないよね」とか「授業に出ているけど、求める水準に達していない」から全部Cのオール1でいいのか? そんな議論が必要ではないですか。

困っている、苦しんでいる大人や子どもをひとりぼっちにしない仕組みがこれからは重要です。孤独や孤立は人を病ませ、取り返しのつかないことになる。私でよければ、いつでも聞きますよ、と言ってはいるものの、もっと広範囲でカジュアルに「困ってまーす」が言える場所を作れたらいいですよね。

「アップデート」にはヒューマンリソースの供給が必要

今の状況を変えよう、はやりの言葉でいうと「アップデートしよう」ということになるのですが、学校の中にいるとなかなか難しいです。

学校の時の流れは外に比べるとゆったりとしています。つまり、変化というリスクをとるよりは今まで通りの安定路線を踏襲するのが無難という考え方が強いから。

なんといっても平等で、不公平にならないよう考えるから、今目の前に困っていて対応を求めている人があっても「前例がないから」「私1人の考えで決められませんから、相談します」となってしまうことが多くありました。

今、次期学習指導要領に向けての議論がなされています。「今よりもっといいものにしよう」としていろいろな人が試行錯誤を重ね、小さなアップデートを重ねてきています。

大学の先生や役人だけでなく、現場の先生方が目の前の子どもたちに向き合って施している小さな工夫や仕掛け、「今日は失敗だったから明日はこんなふうにしてみよう」と、くじけずに重ねてきた蓄積も大きな財産のはず。

次期学習指導要領の論点整理の3つの方向性は「①深い学びの実装Excellence ②多様性の包摂Equity ③実現可能性の確保Feasibility」ですが、自分の言葉では次のように理解しています。

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【家から一番近い学校を「いちばんいい学校」にしたい】

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