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「7歳と9歳の子どもを遊園地で放置」「タバコが吸えず母親が優先レーンに突撃」…年末年始に帰省しない毒親サバイバー「最悪すぎる家族旅行」の実態

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帰宅後にリュックか服のポケットから出て来たのだが、焦って探そうとすると見つからない状況に陥り、母親が大噴火。「もう子どもと旅行なんて二度と行かん」と吐き捨てられた。

今思えば子連れ旅行あるあるのトラブルだと思うのだが、私の母にはそれが耐えられなかったらしい。正直、「それなら、子どもを産まなければよかったのでは?」と今では思う。

でも、同じ状況になったらきっと私も怒ってしまうので、子を持つべきではない人間なのかもしれない。

家族旅行がトラウマすぎて長年足を踏み入れられなかったが、ドラえもんコラボのおかげで約20年ぶりにUSJを訪れることができた(友人撮影)

帰れる実家がない毒親サバイバーの年末年始

まだ実家に帰っていたころの広島駅の新幹線乗り場。広島空港のアクセス性が悪すぎて、大体の人は新幹線を利用して帰省している気がする(筆者撮影)

筆者はどこまでもバカな子どもだった。人に話すとしっかりドン引きされるようなひどい目に遭わされながらも、最後まで母親を諦めきれなかった。

いつか愛してもらえるのではないか。いつかまともな親になってくれるのではないかーー。そんな希望を捨てきれず、つい3年前まで時々実家に帰っていた。

だが、ある出来事がきっかけで、この人と親子を続けるのはもう無理だと諦めた。ついに絶縁を選んだのだ。もともと年末年始にきっちり帰省するような子どもではなかったが、絶縁以来、一度も実家にも祖父母の家にも顔を出していない。

ひとり暮らしをはじめて食べるようになった年越しそば。実家の味がないので、我が家の味を探し続けている(筆者撮影)

幼少期に初詣やおせちの習慣がなかったせいか、筆者自身は年末年始らしい行事にあまり興味がない。家庭で経験しなかったからこそ、新年の干支や年始の風習などの情報はほとんどドラえもんに教えてもらってきた。

ドラえもんがなければ、きっと常識だけでなく人間味もない存在になってしまっていただろう。私の母はよく「子どもは放っておいても育つ」と言っていたが、ドラえもんがいなければここまで育てなかったに違いない。

筆者と兄。今では音信不通だが、こうして一緒に遊んだ時代もあった(写真:筆者提供)

それでも、時には少し切ない気持ちになることもある。ネグレクトの結果、毎年ひとりぼっちで見ていた「大みそかだよ!ドラえもん」。隣の部屋からは、母が吸うタバコのニオイが流れてきていた。

ひとり迎える新年にさみしさが募った時は、悲しいかな、ツンとした鼻の奥に、忌まわしいタバコのニオイが混じっているのだ。

【この連載の初回記事】「なんでママは物投げるん?」「知らん、声出すなや」 毒親サバイバーの29歳女性、父母の喧嘩が"日常茶飯事"でも「グレずに大人になれた」深い理由

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