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ユニクロの売り場でも見つからない?40代のおじさんが「スキニー消滅」に困惑する訳

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  • 森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト
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2015年頃からノームコアという言葉とともに、シンプルでベーシックな着こなしが定番化してきました。この流れに相まって、オーバーサイズのトップスが浸透。ただ当時は、スキニーに合わせる着こなしも溢れていました。ところが平成リバイバルとして流行していたワイドパンツが、コロナ禍によるライフシーンと重なり、若者のみならず定番化してきたのです。

なかでも着目すべきは、ボディーラインを見せるという基準の変化。これが今回の話題に関係しています。つまり、スキニー以外のパンツを選びきれないのは、従来と同じ視点で異なるシルエットを選ぼうとしているからです。これがスキニーから抜け出せない盲点ですし、理解することで、スキニー以外の選択肢が見えてきます。

きれいめトップスに合わせるパンツの正体

近年、シルエットの代わりにフォルムという言葉をよく耳にしますが、この印象基準の変化こそ、スキニー時代の終焉を象徴しています。

フォルムがきれいという表現は、ハリ感あるオーバーサイズのトップスやワイドパンツが、身体のラインを拾わず体形カバーできるときに使います。そして、この基準が浸透するほど、スキニーのような身体のラインを強調するものは「肉感を拾う」というネガティブな認知に変わらざるを得なかったのです。

つまりスキニー自体がNGというより、そもそもボディーラインを見せる時代から、ボディーラインを隠す時代へシフトしています。とはいえ、いきなりワイドに振り切る必要はありません。きれいめコーディネートであれば、スキニージーンズの代わりにイージースラックスがおすすめ。

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【40代男性がパンツ選びで決めきれない心理的背景】

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