その分、安定感があるが有料視聴になったことのメリットはあまり感じられない。
しかしNetflixは、スピッツアー氏の説明にあったように独自の演出で「スポーツコンテンツ」の魅力を最大化することに眼目がある。
Netflixにアクセスできない層ををどうフォローするか
筆者はWBCの放映権をNetflixが独占契約した際に、従来の地上波放送のように人気タレントが出演して試合を盛り上げるような試合中継とは異次元の、スポーツの本質的な魅力に迫ったコンテンツを期待したい、といろいろなメディアに書いた。
今日の会合でNetflixは、まさにこの部分に挑戦しようとしているのだと感じた。
また「コミュニティ・スクリーニング」は「お金を払わなければWBCが見られない」というネックに対するサポートでもあろう。選手の出身地のファンは「パブリックビューイング」で応援することができる。
ニッポン放送がラジオでWBCの中継をすることが決まったが、Netflixにアクセスできない環境のファンに、どんなフォローをするのかも、今後大きな課題になってくるだろう。
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