WBCはネトフリ独占配信で何がどう変わるのか? 試合をそのまま伝えるだけでない演出の実績

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続いて、Netflix コンテンツ部門 バイスプレジデントの坂本和隆氏が登壇
坂本氏はこれまで日本発のオリジナルコンテンツを多数手がけてきたが、
「基本的に、ローカルファーストの方針でNetflixのグローバルのビジョンに、日本のファン、パートナーの声を重ね、ライブ+オンデマンドで“自分のペースの共有体験”を日常化します」と切り出した。

坂本和隆氏(写真:Netflix)

WBCについては、強化試合から、プールA(サンファン)プールB(ヒューストン)プールC(東京)、プールD(マイアミ)の1次ラウンド40試合、準々決勝4試合、準決勝2試合、決勝まで全47試合を、日本国内で追加料金なしでライブ視聴できる。日本戦以外、他の会場の試合も、全試合をカバーしているのだ。

「1つのサービス上で、一気通貫でオンデマンド提供します。平日朝の試合でもテレビ・スマホ・PCで“見逃せない瞬間”を体験することが可能です」

前回までの民放でのテレビ視聴の場合は、録画していない限りは後日視聴することはできなかったし、スマホやPCでも視聴できなかった。この部分が地上波テレビとの最大の違いになるだろう。

日本テレビとはWBCの日本試合においてタッグ

MLBでは毎年12月に全30球団の関係者やメディアなどが集結するウィンターミーティングが開催される。この場でスター選手の移籍なども決まり、きわめて注目度が高いイベントだが、Netflixは、MLBのサポートを受けてオーランドで12月7日から10日に行われた今年のウィンターミーティングに参加し、WBCの各国代表監督19人にインタビューした。もちろん侍ジャパンの井端弘和監督にも話を聞いている。この内容は、順次、SNSやNetflixサービス内で、公開する予定という。

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