年始の仕事は「いつ休むか」決めること、繁忙期でもリーダーが休暇に…ドイツ人に学ぶ、がっつり休んで成果を最大化する"とっておきの仕組み"

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前任者の仕事を引き継ぐにあたり、最も重要なのは、現在の進捗状況です。「今、どの段階にあるのか?」「次に何をすべきなのか?」を明文化する「簡易引き継ぎメモ」を習慣化しましょう。その際に意識すべきなのが「5W1H」です。

What(内容)    例:「A社の見積もり作成」
Why(目的)    例:「新規取引の提案のため」
Who(関係者)   例:「B社担当者:C部長、社内:D営業部長」
When(期限)    例:「〇月△日までに提出」
Where(進捗)   例:「□%まで完了」
How(進め方)   例:「価格調整後、部長承認→B社へメール送付」

ポイントは、「もし明日から1週間休むとしたら、何を残しておけば仕事が進むか?」を意識することです。休む予定がなくてもこのメモを作ってみることで、自律的に情報を整理・伝達する力を養うことにつながります。

業務のサブ担当を決める「2人ペア制」

ドイツには、業務を2人で分担する「タンデム方式」という働き方があります。これを通常の業務にも導入して「2人ペア制」とするのです。主要な業務には「サブ担当者」を設定し、最低限の知識を共有しておけば、休んでも仕事が滞りません。

「2人ペア制」実践方法
・チームの主要業務リストを作成し、各業務のメイン担当&サブ担当を決める
・月に1回、15分の「業務シェアタイム」を設け、サブ担当者に業務の流れを説明する
・サブ担当者が、実際に一部の業務を代行する練習を行う(まずは簡単な処理から)

営業職と人事職を例にとって解説しましょう。

①営業職

・メイン担当:Eさん(見積もり作成、顧客折衝)

・サブ担当:Fさん(資料作成サポート、進捗共有)

 →Eさんが休んでも、Fさんが進捗を把握しており、顧客対応が可能

②人事職

・メイン担当:Gさん(給与計算、勤怠管理)

・サブ担当:Hさん(勤怠データのチェックのみ実施)

→Gさんが休んでも、最低限の処理はHさんが対応可能

ポイントは、サブ担当がメイン担当の分身とまではいかずとも、メイン担当の不在時に最低限の対応をできる状態にすることです。

このような体制は、個人の負担を軽減し、たとえば育児や介護といったライフステージの変化が生じた際にも、キャリアを継続しながら柔軟に働くことを可能にします。

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