「経営陣vs現場」の二元論が広がる組織は危うい。抜け出すための科学的一手
わかりやすいストーリーがチームを殺す
多くのリーダーが陥るのが、わかりやすいストーリーの罠です。
「経営陣vs現場」「変化こそ正義」といった、一見シンプルで納得しやすい二元論。これらは一時的な結束を生む一方で、そこから外れたメンバーに「どうせ言っても変わらない」という学習性無力感を与え、不平不満を水面下に沈殿させます。物語が美化され、論理だけで塗り固められるほど、生身の人間としての本音は居場所を失っていくのです。
なぜ、立派な物語が響かないのか。認知科学的に見れば、主語が曖昧な「べき論」のメッセージは受け手の自律性を奪い、活力を低下させることが示されています。ここで必要なのは、理想のリーダーという仮面を脱ぎ、自分勝手なわがままを語ることです。



















