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ライフ #廃墟モールの経済学

「イズミヤ撤退で空きテナントだらけに」「フロアは不気味に静まり返る」…駅前一等地でも閑散「栃木の廃墟モール」の"惨状"

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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下層階ドン・キホーテとTSUTAYAはまずまずの客入り(筆者撮影)

また、小山駅前が寂れていることもない。新幹線の停車駅であり、スーツを着たビジネスマンやキャリーケースを引く人々がたくさん歩いている。駅ビル「VAL」はいくつか空き区画があるものの、買い物客が行きかっている。

小山駅直結の商業施設「VAL」(筆者撮影)

「ロブレ」と反対側の駅東口には白鴎大学があるため、大学生もよく見かける。白鴎大学出身の知人に、当時の話を聞いてみた。すると、「小山駅周辺の居酒屋にはよく行っていたが、ロブレにはあまり行ったことがない」という。実際に街を歩いていても、駅前を通る大学生やビジネスマンは「ロブレ」に流れていない。

小山駅東口の白鴎大学側から見た「ロブレ」。駅を挟んですぐの距離(筆者撮影)

しかしそれよりも問題なのは、ショッピングモールの主要顧客である小さな子ども連れのファミリー層が非常に少ないことだ。

ファミリー層はどこを利用しているのか

では、ファミリー層はどこに集まっているのか。長い列ができていた「ロブレ」の前のバス停からバスに乗ると、その答えが見えてきた。

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【「ロブレ」が勢いをなくした一因】

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