川﨑宗則など有名選手が参加…ドバイでプレーする野球リーグが誕生した理由

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ミッドイーストの勝利(写真:Basebll United)

11月14日に始まった第1シーズンは、12月11日にリーグ戦を終了。

順位は

ムンバイ・コブラス 6勝3敗
ミッドイースト・ファルコンズ 6勝3敗
アラビア・ウルブズ 4勝5敗
カラチ・モナークス 2勝7敗

日本人選手は、中島裕之が打率.400で3位、川﨑宗則が.367で5位、福田秀平が.321で6位につけている。投手では薮田和樹、櫻井周斗がともに2勝で1位タイだ。

コブラスと日本人選手が参加するファルコンズが12日から3試合制の「ユナイテッドシリーズ」を戦い、ファルコンズが個ブラスを2勝1敗で下し、川﨑宗則がシリーズMVPに輝いた。

中島裕之(写真:Basebll United)

「登竜門」になるか

有名選手による試合は「ショーケース」だろう。その下の「有望選手」による試合を世界に発信して「登竜門」にすることが重要ではないか。

そういう意味ではこのコラムでも紹介したジャパンウィンターリーグ(JWL)に近いが、JWLが選手が参加料を支払って参加しているのに対して、ベースボール・ユナイテッドは報酬を支払っている。

重要なことは、日本やアメリカ、韓国など野球ファンが多い国での知名度、注目度をできるだけ早く上げていくことだろう。すでにこれらの国のメディアと放映権契約を結んでいるようだが、スピード感が重要だと思う。

取材協力、一部写真提供 金沢慧氏(アナリスト、株式会社Full Unleash代表取締役)

広尾 晃 ライター

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ひろお こう / Kou Hiroo

1959年大阪市生まれ。立命館大学卒業。コピーライターやプランナー、ライターとして活動。日米の野球記録を取り上げるブログ「野球の記録で話したい」を執筆している。著書に『野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!』『巨人軍の巨人 馬場正平』(ともにイースト・プレス)、『もし、あの野球選手がこうなっていたら~データで読み解くプロ野球「たられば」ワールド~』(オークラ出版)など。

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