川﨑宗則など有名選手が参加…ドバイでプレーする野球リーグが誕生した理由

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なぜ中東で野球リーグを創設しようと考えたのか?

「アメリカでMLBに対抗するリーグを作るのは不可能です。 でも、中東であれば野球リーグを発展させる余地が生まれてくるのではないか。

アメリカの野球ファンの平均年齢は57歳と言われています。今、インドや中東で少しずつ野球ファンが増えていますが、インドでは24歳、UAEは26歳。こういう若いマーケットは成長性を秘めていると思います。

ドバイという立地ですが、観光客数が多くインフラ面も整備されていますし、そういう面で運営がしやすい。それにセキュリティー面でもすごく安全な場所であるということです。ただし、ブランディングに関してはグローバルリーチを持ったものにしていくというのが戦略です」

球場には応援団も登場(写真:金沢慧氏)

日本企業もスポンサーに

現時点で、どういう企業がスポンサーに?

「コカ・コーラ、フォード、ピザハット、ケンタッキー・フライド・チキン、シェイクシャック(ハンバーガー)、公式用具はSSK、ブラザー、そのほか日本企業が6社ほどついています。

今のところスポンサーシップはうまくいっていますが、特にインドのマーケットに期待しています。クリケットというバットアンドボールカルチャーの国ですから。将来的には非常に有望なマーケットだと思っています」

日本のファンに注目してもらいたいのは、どういう部分?

「日本人選手は、全員ミッドイースト・ファルコンズの所属にしました。14人です。川﨑選手、中島選手、それにDeNAも2人派遣しています。彼らの活躍を見てほしいですね」

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