山村氏は、ジェトロ(日本貿易振興機構)出身。ナイジェリアのラゴス、UAEのドバイに駐在し、経済関係のリサーチを担当していた。コロナ禍後にベースボール・ユナイテッドを知り、商社勤務を経て、今年6月にスタッフとして加わった。
「私も野球が好きでして、プロ野球リーグを作るっていう仕事って、おそらく人生で一度しか経験できないだろうと思って参加しました」と言う。
基本的なビジネスモデルはどうなっているのか?
「オーソドックスなスポーツプロスポーツのビジネスモデルである、チケット収入、放映権、スポンサーシップ、それからグッズ・飲食が四つの柱になります。ただ、チケット収入はいきなり3万人動員は無理だと思っています。昨年11月のエキシビションでは3000人くらい入りましたが、 なにぶん新しいリーグなので、当初は、放映権やスポンサーが主たるレベニューソースになると考えています」
ドバイに自前の球場を設置
放映権という部分では、日本のTBSが今年2月に行われたシーズン開幕戦を局のYouTubeチャンネルで放映。さらに選手獲得のトライアウトの模様を同局のドキュメント番組「バース・デイ」で取り上げた。
プロ野球リーグ運営のノウハウはあるのか?
「MLB球団に在籍して、スタッフとして在籍していた人や、メキシカン・リーグの運営に携わってた人が社員、スタッフとして入っていますので、ノウハウは十分にあるという認識です」


















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