川﨑宗則など有名選手が参加…ドバイでプレーする野球リーグが誕生した理由

✎ 1〜 ✎ 213 ✎ 214 ✎ 215 ✎ 216
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

選手には給料を支払うことになる?

「そうです。金額ディスクローズは難しいですけど1カ月間プレーするのに見合った金額を各選手にお支払いします」

ベースボール・ユナイテッドにとって日本はどんなマーケットだと認識しているのか?

「まずは存在を知ってもらうこと。川﨑選手や中島選手など有名選手も出場しているので、まずは興味を持っていただいて、試合をテレビなどメディアで観戦していただくことですね。とにかく注目していただくことです。

今のところ、我々が東京巡業することなどは考えていませんが、まず注目をいただく。あとはそれに伴って放映権と、スポンサーシップが、注目度に比例して期待値が上がっていくかなと考えています。今の私の日本での活動は、スポンサー獲得が中心になっています」

アサヒビールのサーバーも(写真:金沢慧氏)

中東で野球リーグを創設した理由

10月下旬、ベースボール・ユナイテッドのファウンダーであるカッシュ・シャイフ氏が来日した。都内で話を聞いた。

山村千晴氏(左)とカッシュ・シャイフ氏(写真:筆者撮影)

「私は5歳から野球を始めて、大学までプレーしました。残念ながらそれ以降続けるほどうまくはなかったのですが、野球はストラテジーやビジネスなど学びの多いスポーツだと思います。

P&Gでマーケティングやブランディングの仕事をしたのちに、シリコンバレーのカメラ会社ゴープロでもマーケティングの仕事をしていました。その後、スポーツ関連のマーケティング会社を立ち上げ、殿堂入り選手のバリー・ラーキンと知り合い、これをきっかけに国際的な野球リーグの創設に取り組みました」

次ページ日本企業もスポンサーに
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事