「まるで夢の国」→「居心地悪くなって離れる」…転勤で念願の上京、24歳女性が吟味して選んだ「三茶でも吉祥寺でもない」街の魅力と、変化の実態

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なじみのない土地で孤独感いっぱいの日々を送ることになった。唯一の息抜きが、週末に東京へ遊びに行くことだ。雑誌で見たカフェに行ったり、買い物したり、趣味のお菓子教室に通ったり、友達と会ったり……。

移動時間は電車で片道2時間半。東京に行くのは楽しかったが、帰りの電車でどっと疲れが出ると同時に「東京に住みたい」と思いが募っていった。

そんな生活を続けて2年。ついに東京への転勤が叶った。念願の東京暮らしとあって、住む街のチョイスは精査に精査を重ねた。その結果、選んだのが合羽橋だった。

三茶でも吉祥寺でも高円寺でもなく、なぜ合羽橋を選んだか

合羽橋とは浅草と上野の間にある日本有数の道具街だ。正式には「東京合羽橋商店街振興組合」、通称「かっぱ橋道具街」とも呼ばれ、飲食店向けの厨房機器や食器の店が並ぶ商店街としてにぎわっている。

私はこの道具街沿いにあるマンションの一室を東京で初めての住まいとした。ちなみにマンションの1階も道具店だ。

かっぱ橋道具街
かっぱ橋道具街(筆者撮影)
道具店の外観
プロ向けから家庭用まで、様々な調理器具や食器の店が並ぶ(筆者撮影)
食品サンプルの店
食品サンプルの店も(筆者撮影)
合羽橋交差点
南北に伸びるかっぱ橋道具街、そのちょうど真ん中にあたる「合羽橋交差点」(筆者撮影)
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