岡本様、あなたのご相談文を半分以下に要約させていただいたことを、まずご了承ください。割愛した箇所を要約しますと、長年の猛アタックを受けて結婚されたこと、また彼には借金癖があったことなど、夫が多趣味で散財癖が強いことなど、夫は不倫をしているがまだ魅力を感じていることなどが綴られていました。いろいろと悩みごとが尽きないようですね。
私が岡本様のご相談文を拝読してまず感じたことは、あなたの悩みには、たくさんの「想像」が紛れ込み、それによって悩みが増大しているのではないかということです。同居の義母と一年間顔を合わせていないというのは到底、感心できる状況ではありません。要介護のお義母さんがリモコンの位置を変えることにまで敏感に反応するなど、やや神経質なように感じます。
話合いで問題点を正確に把握しよう
また長年の猛アタックをされて結婚した仲の割には、あなたがたご夫婦には、意志疎通がまったく無いに等しいように感じました。裁判所からの訴状を開封してしまったのであれば、知らんふりせず、夫が帰るのを待たずすぐに問いただすべきでした。訴えられた内容がどの程度の過ちだったのか、今後は本当に信じてよいのかなど、正確に事実を確認して話し合うべきでした。
夫が謝ったあとも、あなたの夫への不信は解消するどころか増大し、(以下も割愛した部分ですが)赴任先が楽しそうに感じるそうですね。これも、あなたの一人芝居で苦労を増やしている感があります。それが事実だとしても、正確でないかもしれません。
もっとも、当然ながら酷いのは夫君のほうです。家に訴状が届いたなら、妻が開封していようがしていまいが妻の不安を考え、ウソでもなんでも夫からの釈明があるところです。帰省したときにあなたが開封したことを告げるとやっと謝るというのも、まったく誠意が感じられません。
「若い頃に大きな夫婦の危機を乗り越えたから今の幸せがある」という老夫婦の話をよく聞きます。ひょっとしたらご夫君も、相手の誘惑に惑わされた被害者か一時的に道を見誤った人で、今回は許した方が八方丸く収まるケースでなのしょうか。
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