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専門家10人が徹底予測!「2026年の日本株相場」。フィジカルAIに注目、高値6万円の予想も

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株価のプラス要因としては、まず高市政権の政策期待がある。大和アセットマネジメントの建部和礼チーフ・ストラテジストは「高市政権が注力する『危機管理投資』でAI・半導体や防衛、エネルギーなどに追い風が吹く」とみる。SMBC日興証券の安田光チーフ株式ストラテジストも「政府の成長戦略によるAI・半導体への投資拡大、防衛や防災、国土強靭化に注目すべきだ」としている。

一方でこうした期待は、マイナス要因にもなりうる。目立ったのが、AI関連株の反落リスクだ。「AI分野への過剰投資懸念で調整の可能性がある」とみるのは、マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジスト。25年後半の日経平均高騰を牽引したのがAI関連株を含む一部の大型株だったこともあり、AI期待がしぼめば影響は大きい。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「AI・半導体関連は若干バブルの感はあるが、短期的な調整を挟みつつ、上昇基調を保つのではないか」とみている。

フィジカルAIに注目

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