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ライフ #廃墟モールの経済学

「最寄り駅から徒歩34分」で廃墟化…バブルが生んだ「ハマの廃墟モール」の現状と、滋賀の「明るい廃墟」が復活できたワケ

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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「ピエリ守山」は2008年9月、滋賀県の琵琶湖岸にオープンした。約200店舗の専門店だけでなく、ミニ遊園地、湖を望む広場や展望台、さらには対岸の大津市や草津市とつながる遊覧船用の桟橋が整備された。豪華客船をイメージした外観で、「クルージングモール」をコンセプトに、県内最大級のモールとして華々しくオープンした。

2008年に県内最大級のモールとしてオープンした「ピエリ守山」。写真は2023年12月時点(筆者撮影)
「ピエリ守山」付近では琵琶湖の美しい景色を楽しめる(筆者撮影)

リーマンショックや競合施設の影響で失速

ところが、「ピエリ守山」がオープンした2008年9月にリーマンショックが発生。さらに、大型店の出店を規制するまちづくり三法改正前の出店ラッシュであったことから、近隣エリアに「フォレオ大津-里山」「アル・プラザ堅田」「イオンモール草津」が相次いで開業した。2年ほど遅れて、「三井アウトレットパーク滋賀竜王」もオープンした。

赤が「ピエリ守山」、青が競合施設(Googleマイマップにて作成)
「ピエリ守山」から車で約15分、琵琶湖大橋を渡った先にある「アル・プラザ堅田」(筆者撮影)

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【「マイカル本牧」と「ピエリ守山」を比較してみる】

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