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「テレビは火事のことばかり」「つまり原因は何?」「その後どうなった?」 量産される《火事ニュース》に芽生えた"モヤモヤ"の正体

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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これは地震や台風なども同様ですが、「報じることが支援や復興の第一歩につながる」という放送局としての大義がある一方で、それが取材や撮影の免罪符になるわけではありません。

かつてよりも現地や住民への配慮が求められる時代に変わった今、災害と報道における距離感の難しさはむしろ増しているのではないでしょうか。

「大雪中継」にも明らかな違和感

この数日間、報道・情報番組では豪雪地域での“大雪中継”が繰り返され、関東や関西からスタッフを送り込んでいました。

その中には生放送で中継をつなぐと、「雪が降っていないのになぜかリポーターの頭や肩に白い雪が積もっている」「雪がまったく積もらなかったため、上着を重ね着していることを明かして寒さをアピール」という演出も見られるなど、「それは本当に必要なのか」と思わせるものが少なくありません。

しかし、だからと言って単純に「テレビを見なければいい」というわけではないことが難しいところ。テレビ以上に数字にシビアなネットメディアの多くは、短めのストレートニュースにとどめ、情報も映像も少ないなど、災害報道に積極的とは言いがたいところがあります。

だからこそ私たちはメディアの種類を問わず、自ら適切かつ有益な情報を探し、生活に反映させていく。さらに可能であれば、身の丈に合う範囲で被災地への支援を行い、助け合っていくことが、災害の多い国で暮らす私たちに求められているのではないでしょうか。

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