広い家へ引越す、は古い? 近所にもう1部屋借りる「近距離2拠点」という選択肢。8畳1Kがリノベで最高の仕事場に!

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一方でデメリットとして、家賃やリノベーション費用を考えると「引越した方が安く済んだかもしれない」と冷静に振り返ります。それでも「この拠点がなければ今の働き方は成り立たなかった。良いことしかなかったです。本当に、もっと早く持てば良かったと思うくらい」と言い切り、後悔はないと語ってくれました。

近距離2拠点という選択肢

築38年の1Kを借りてリノベーションした“第二の拠点”は、夫婦の働き方や暮らしのリズムを整える大切な場所になっていました。

「広い家に引越すのは経済的にも難しいし、希望の条件を満たす家ってなかなか見つからないと思うんです。でも、暮らしや働き方を少し変えたいとか、家事や子育てと切り分けて集中できる空間が欲しいという人には、この方法はすごく向いていると思います。

自宅から近いからこそ無理なく続けられるし、やってみると“ただのもう一部屋”じゃなくて、自分の気持ちを切り替えられる特別な場所になるんですよね」

日常と地続きでありながら、仕事にも暮らしにも新しいリズムをもたらす“もうひとつの住まい”。てらいさん夫妻の実例は、これからの暮らし方を考える人にとって大きなヒントになりそうです。

取材・文/横内梓

●取材協力
てらいまき
食べ物イラストが得意な京都在住イラストレーター。著書『北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して♪』『アイスランド★TRIP』『まんぷく京都』『子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』絶賛発売中!

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『SUUMOジャーナル』編集部

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