「酒+脂肪+糖質」でトリプルダメージ。年末の暴飲暴食から"肝臓と膵臓を守る"コツ。「やってしまった」翌日はどう過ごす?【医師が解説】
忘年会、クリスマス、新年会……。ごちそうとお酒の機会が一気に増える季節です。
しかし、「自分は酒が強い」「胃腸が丈夫だから平気」と言いながら、アルコールも糖質も脂質も“フルコース”で楽しんでしまうと、そのツケは静かに肝臓と膵臓にまわってきます。
年末年始を前に、暴飲暴食が肝臓・膵臓におよぼす悪影響や、どう守ればよいのかを整理してみましょう。
飲酒が肝臓を傷める仕組み
まずは飲酒が肝臓を傷める仕組みからみていきましょう。
私たちが飲んだお酒(アルコール)は胃や小腸から吸収され、門脈というところを通って、肝臓へと運ばれます。肝臓ではアルコールがアセトアルデヒドという毒性の強い物質に代謝されますが、その過程で大量の活性酸素が発生します。二日酔いは、このアセトアルデヒドが原因で引き起こされます。



















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