トライアル「ダサかわいい」998円フリースが150万枚突破 爆売れ"生活密着アパレル"の正体
「会社を成長させるためには、食品以外の部分で利益を上げていかないと今後厳しい状況になってきます。トライアルは食がフォーカスされがちで、服は『ついで買い』の傾向にありますが、今後は『トライアルに服を買いに行こう』と思われるような商品作りを目指していきたいと思っています」
シルキーフリース以外の衣料品も充実している。例えば、「NOBIRUNO(ノビルノ)」ストレッチパンツはお客様アンケートでの満足度が高い人気商品だ。
ウエスト部分がファスナーではなくゴムになっており締め付けられない「快適さ」がある一方で、外にもはいていける「きちんと感」も兼ね備えている。コロナ禍でリモートワークが増えて、ファッションがカジュアル化する中で、ジャージの延長線上に生まれた商品だ。
発熱、保温、保湿などの快適機能を備えたインナー「ONFEEL(オンフィール)」のシリーズは累計600万枚を突破している。
東京進出でトライアルのアパレルはどう変わるか!?
2025年11月14日にはトライアル初の衣料品専門店「RIALT(リアルト)」が東京にオープンした。
「フリースはファッションというよりも日常着、実用衣料として捉えていました。靴下や下着とかを買っていただくような感覚の立ち位置にしていきたい思いはあります。しかし、一方もっと外に着ていけるようなフリースやオーバーもどんどん開発していきたいと思っています」
ローカルでの暮らし密着型の商品開発に加えて、都市部で戦える一段上のデザインにも挑戦していく。今までは九州や北海道を中心に展開していたトライアルだが、東京での「トライアルGO」や衣料専門店「RIALT(リアルト)」の展開で、今後トライアルのアパレルがどう進化していくか楽しみだ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら