それでも、幡生さんが育休を取得する際に「パパが育休を取って何するの? 一日中暇じゃない?」という言葉をかけられたこともあったという。
「北海道は全国的に見てもジェンダーギャップ指数が著しく低い地域で、まだまだそういった文化が根付いているとは言えないんですよね」と語った。
フルリモート勤務のパパと、通勤するママの1日
ちなみに幡生さんは現在フルリモートで在宅勤務、妻はリモート勤務も活用しつつ事務所へ行くことが多い。ともにマネジャー職を務めるフルタイム正社員である。普段はどのようなスケジュールで過ごしているのだろうか。
朝7時に幡生さんが起床。7時半には子どもたちと朝食を食べる。朝食作りの担当は幡生さんだ。
「上の子が離乳食の頃からなので、担当してもう5年以上になります。基本的に料理はあまり得意じゃないけど、卵を焼いて、野菜を添えて、パンを出すくらいならできるので。ここは妻がとても喜んでくれています」
長男と長女は、自宅から徒歩で約10分の距離にある同じ保育園に通っている。スケジュールにもよるが、基本的に朝は主に幡生さんが、帰りは妻が送迎する。
送迎後、帰宅してすぐに仕事を開始する。洗濯や朝の食器洗いは、お昼の休憩時間にまとめて片付けているという。
妻がお迎え時間に間に合わない場合は、17時半ごろには仕事をいったん中断し、保育園へ子どもたちを迎えに行く。夕食作りは料理の好きな妻が主に担当し、家族揃って夕食を食べ、入浴を済ませて21時には寝かしつけをする。



















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