「高い、まずい、狭い」のはずが…コラボカフェに絶望した日本人オタクが「中国のコラボカフェ」に衝撃を受けたワケ

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サンドイッチだけでなく、付け合わせのフライドポテトも絶妙な塩加減にホクホクな揚げ具合が素晴らしい味わいだった。

ブリオッシュロブスターロールのフライドポテト添え
ブリオッシュロブスターロールのフライドポテト添え。当時の日本円で約4000円。万年貧乏の筆者にとっては震えるほど高額だが、震えるほど美味だった(筆者撮影)
ブリオッシュロブスターロールのフライドポテト添え
大ぶりのロブスターにアボカド、トマトが入ったボリュームたっぷりのサンドイッチ。どうしてこんなに美味しいのかとひたすら首を傾げていた(筆者撮影)

おそらく、コラボカフェのメニューとしてだけでなく、通常時にもお酒の付け合わせとして提供しているのだろう。雨季で気温30度を超えていた香港で、しっかり塩分を取れるのはとてもうれしかった。

どら焼き
どら焼きという名のクリームサンドパンケーキ。当時の日本円で約2400円。ドラえもんの焼き印がかわいらしいだけでなく、香ばしさの役割まで果たすパーフェクトなどら焼きだ(筆者撮影)

どら焼きは甘すぎず、大人が食べても美味しく食べきれるほどバランスのいい味だった。

ホットケーキのような生地はもちもちとした食感で、大変美味しく食べられた。

ドリンクも文句なしで美味しかった

香港は文化構造的(かつてイギリスの植民地だったため)に美味しいサンドイッチを食べられる店が多いという背景はあるのだが、このサンドイッチは思わず感動で震えるほど美味しかった。

また、ドリンクも文句なしに美味しかった。キャラクターのイメージカラーに合わせたコラボドリンクは大味になりがちだが、ドリンク提供が本分であるバーだからこそドリンクも美味しかったのだろう。

ライチソーダジュース
ライチソーダジュースは当時の日本円で約1600円。国内でのドラえもんコラボジュースの青さはブルーハワイのことが多いため、爽やかで美味しいライチジュースは初体験だった(筆者撮影)

また、今回のコラボでは、注文に応じてノベルティ(コースター)がもらえた点にも日本の作品とのコラボらしさを感じた。ドラえもんを含むメイン5人のコースターなので、誰が出てもうれしい。当時、隣に座っていた女性とコースターを交換し、スネ夫をもらった。こうした交流ができたのも、非常にコラボカフェらしい体験だった。

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