「高い、まずい、狭い」のはずが…コラボカフェに絶望した日本人オタクが「中国のコラボカフェ」に衝撃を受けたワケ

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どうして日本のコラボカフェは美味しくないのに、海外では美味しいコラボメニューを食べられたのか? その理由は、コラボで重視するポイントと体系の違いにある。わかりやすく解説するため、筆者の実体験をベースに語っていこう。

筆者は「100%ドラえもん&フレンズ展」というアジアで展開されているドラえもんのイベントを訪れるため、香港・上海・タイ・広州の4地点を巡った。今回は、その中から2024年7月に香港で足を運んだコラボカフェを紹介する。

香港の観光地・ビクトリアハーバーに位置するショッピングモール「K11」にあるバーでコラボカフェを展開していた(筆者撮影)

香港では、イベント会場であるショッピングモール「K11」にあるバーでコラボを実施。店内にはラグジュアリーな空間が広がっており、ピカピカの食器やグラス類が目に眩しかった。店の入り口には、ハット姿のドラえもんとその隣に佇むチャミーがキュートな「映画ドラえもん新・のび太の宇宙開拓史」のオブジェが飾られていた。

カフェと新・宇宙開拓史にはまったく関わりがない。なぜこのチョイスだったのか不明だが、日本からはるばる海を越えてきた筆者にとって来訪を歓迎されているようでうれしかった。

香港のコラボカフェメニュー。海外での開催にもかかわらず、ドラえもんには欠かせないどら焼きがメニューに入っている点に愛を感じる(筆者撮影)

メニューはなかなか高額だが…クオリティに驚き!

たとえ海外であろうと、ドラえもんの好物であるどら焼きを提供してくれる心意気を感じながら、メニューを注文。この日注文したのは以下の3点だ。

・ブリオッシュロブスターロール(シーフードサンドイッチ)のフライドポテト添え
・どら焼き
・ライチソーダジュース

次ページの写真を見ればわかる通り、どれもボリュームたっぷりだ。日本円に換算すると涙が出るほど高額だったが、これだけのメニューを提供されては満足以外の何ものでもない。

次ページ気になるメニュー、ドリンクはどんな感じ?
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