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メールで「勉強になりました」と送る人は三流以下…では、一流の人は何を送る?

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  • 三浦 慶介 株式会社グロースドライバー代表取締役社長
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仕事柄、多くのビジネスパーソンと接しますが、何かアドバイスをしたり、知恵を貸したりした後の反応は、大きく3つに分かれます。

①その場でお礼を言って終わりな人
②「本日はありがとうございました。大変勉強になりました」と定型文を送る人
③具体的なアクションを添えて、即座に連絡をくれる人

ちなみに、特に若手経営者の方は「その場でお礼を言ったからもういいだろう」と考えている1のタイプの人が、意外なほどに多いことが実感としてあります。

そういう人の事業は伸びていないか、伸びるまでかなりの時間がかかっていることがほとんどです。こういった細かいところで失点を積み重ねていることと、無関係ではないでしょう。

また、多くの人は「2」で及第点を取ったつもりでいます。しかし、定型文のお礼は「何もしないよりはマシ」というレベルであり、相手の記憶に残るという意味では「及第点以下」です。

特に、AIが数秒で完璧なビジネスメールを作成できる今、「形式だけの丁寧さ」の価値は暴落しています。「勉強になりました」という言葉は、誰にでも言える安全な言葉ですが、それゆえに相手の心には一切フックしません。

これからの時代に求められるのは、丁寧な言葉選びではなく、「あなたの本気を伝えること」なのです。

「全部やってから」ではなく「Amazonでポチった」でいい

では、仕事ができる人、いわゆる「可愛げのある人」はどうするか。彼らは、お礼の中に「即座の行動」をセットにします。

ここで多くの人が勘違いしていることがあります。「アドバイスされたことを『完遂』してから報告しよう」としてしまうのです。

・「紹介された本を読み終わってから感想を送ろう」
・「教えてもらったツールを使いこなしてから報告しよう」

この真面目さが、実は命取りになります。本を読み終わるのに1週間かかれば、その間、相手の中でのあなたの熱量は冷めきってしまうからです。

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【「可愛げ」という技術の正体】

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