さて「すみれ」を乗せたタクシーは、柴又を出て、物語とともに、「すみれ」の思い出の地を中心に進み、それぞれの時代を反映した東京の名所が多数登場します。「すみれ」の思い出を彩る戦前の東京から、昭和、平成を経た令和の東京まで、時とともに変わりゆく東京の情景が描かれています。
映画を彩るたくさんの“東京の名所”。浅草や上野、渋谷といった、昭和の東京を代表する観光地を通ります。
東京の観光といえば、昔も今も「はとバス」が定番でしょう。「はとバス」は今年で創業77周年を迎える老舗のバス会社で、創業翌年の1949年から「東京都内定期観光バス」の運行を開始しています。
東京の街と同様に、観光名所も時代とともに移り変わっています。
「はとバス」の前身である「新日本観光」の初期のパンフレットによると、はじめに設定されたコースは「半日Aコース」で、はとバスの本社(丸の内)を出発し、皇居、明治神宮、靖国神社、浅草、上野公園などを3時間半で回るツアーとなっており、参加費用は300円だったようです。
50年代後半になると、バスガイドは女性にとっては憧れの花形職業となり、57年には「東京のバスガール」という歌がヒットしたほどでした。
「はとバス」にも外国人観光客が殺到
そして70年ほど経った令和になると、豊洲市場に併設されている商業施設「豊洲 千客万来」やレインボーブリッジ、いまや半日観光には欠かせない存在になっている東京スカイツリーを中心としたナイトツアーなどが新たに登場しています。



















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