さて、そんな物語の出発点は、山田監督作品とは切っても切れない関係である「柴又」(東京都葛飾区)です。
言うまでもなく、『男はつらいよ』シリーズのメインの舞台であり、帝釈天に至る参道を中心に、いまや昭和の雰囲気の残る町として外国人観光客にも大人気な街となっています。
「すみれ」は、この帝釈天に向かう参道の入り口近くで、「浩二」の運転するタクシーに乗車し、2人の旅が始まります。
映画を彩る「東京見物」の歴史
そんな柴又は、ロケ地ファンにとっては毎年11月に開かれる「寅さんサミット」でも有名な街。
「日本の原風景を守り、後世に伝える」をテーマに、『男はつらいよ』全50作でロケ地となった地域が一堂に会し、ご当地のグルメや観光の情報を楽しめるイベントで、25年も11月1日・2日に帝釈天の隣の会場で開催されました。
11回目の開催となった今年は、全国から25地域がブースを出していましたが、中には41作目『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』のロケ地となったオーストリア・ウィーンからの出展も。
ステージイベントには山田監督も登壇し、また、別のイベントでは、37作目『男はつらいよ 幸福の青い鳥』でマドンナ役だった志穂美悦子さんも登場しました。
25年は、「寅さん記念館」もリニューアルし、『男はつらいよ』の聖地としてもスケールアップした柴又。まさに、ロケ地の本丸である柴又と各ロケ地との交流が行われる会場となっていました。



















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