なぜ、菩薩モードの人は血糖値が整っているのか?→鍵を握るのはその裏にある「自律神経」だった
余談ながら、これは私も実感していることだ。長らく夜更かしを続けてきて、そのころは「深夜のほうが頭が冴えるぜ」などと勘違いしていたのだ。だが15年以上前のあるとき、なんとなく「朝方にしてみようかな」と試してみたところ、早寝早起きの効能を実感できたのである。
その結果、いまでは22時が近づくと「もう寝なくちゃ」と感じるようになった。変化の大きさには自分でも笑ってしまうが、効能を実感できているからこそ著者の主張にも、「22時頃」という時刻設定にも共感できるのだ。
気づくまでにずいぶん時間がかかった気もするが、いまでは非常に満足している。
緊張が抜けない場合は?
マッサージも、強く押されて痛いと感じるものより、軽く揺らされるような、ゆるめるタイプがよりリラックス効果が高まります。(208ページより)
また、体力に自信のある人には、あえて一度、体を緊張状態に持っていくという方法もあるようだ。たとえば、筋トレやランニングで交感神経を一度オンにしたあとは、しっかり体を休めるのである。
こうした「緊張→脱力」を切り替えると、体が「もう敵はいない」と判断するため、リラックスモードに移行しやすくなるわけだ。また、「なにをするか」だけではなく、「どのタイミングで、どのくらいするか」も重要だという。



















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