県立大「恐竜学部」新設→ネット「専門学校行ったほうがいい」の指摘が的ハズレなわけ
例えばしわを目立たなくしたり、美肌効果があると言われている物質に、「ヒアルロン酸」というものがあると思います。「この化粧水にはヒアルロン酸が含まれているからしわを目立たなくすることができます!」というような説明をされたことのある人もいるのではないでしょうか。しかしこのヒアルロン酸が、なぜ美肌効果があるのか、人体に悪影響ではないのか、気になったことがある人はどれくらいいるでしょうか?
コスメティックサイエンス学環では、このように化学物質が人体にどのような影響を及ぼすのか、いい面と悪い面ではどのようなものがあるのかについて化学的に調べることができる学部なのだそうです。
ただ化粧品が好きな人に来てほしいのではなく、「なぜこの物質が人体にいいのか」について学問的・科学的に検証したいと考える人が欲しいのだそうです。
大学と専門学校の最大の違い
そして、これが大学という研究機関で4年間研究するのと専門学校で学ぶのとの最大の違いなのだと思うのですが、こうして広く学問として・化学物質としてのコスメを学んだ人材は、化粧品に関する知識だけでなく、化学物質が人体に及ぼす影響全般を学ぶことができるようになります。食料品だって化学物質を人体に取り入れるという面では同様ですし、建築資材に関しても同様ですよね。
このように、4年間学問としてコスメティックサイエンスを学んだ分、しっかり進路を広げて考えることができるのです。恐竜学部も同様で、恐竜博士になるだけでなく、例えば地質調査をすることができるようにもなりますよね。



















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