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世界史上で3代以上続いた裕福な一族は希少。しかし12代にわたって繁栄した名家がある。彼らがお金を増やし続けた意外すぎる方法

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つまり、お金を失うのは一瞬だけれど、それを元に戻すのには相当な努力が必要だということをお金持ちは本能的に知っている。だから、守りをより重視するのだ。

旅人を手厚くもてなした「目からウロコの理由」

3つ目、お金持ちは、分散投資をしない。

投資の世界でもっとも有名な格言の1つに「卵を1つのカゴに盛るな」というのがある。(中略)ところが、わたしが出会ったお金持ちは、意外にも分散投資をしていなかった。人間が理解できる情報にはかぎりがあるため、その範囲が広がると、理解が雑になり、失敗が増えやすい。だから、お金持ちは自分がよく知っている分野に集中して投資をし、よく知らない分野へは絶対に投資をしないのだ。

4つ目、お金持ちは、なんでもないときにまわりの人によくご飯をおごる。

彼らは本能的に、お金になる情報は人から人に伝えられるということを知っている。だから、まわりの人を大切にし、誰かから頼まれれば、できるだけ応えようとする。

チェ氏一族の家訓も同じだ。昔は、旅人がその道中で、まったく面識がなくても、その土地の裕福な家の離れに、何日か寝泊まりさせてもらうことがよくあった。チェ氏一族は、そうして訪れた過客を丁重にもてなすことで有名だった。

その時代の旅人は全国各地の情報をリアルタイムで伝達するメッセンジャーの役割を担っていたからだ。おかげで、一族はみずから全国を回らなくても、世の中の変化をいち早く知ることができた。

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